グランデマーレ(グランデアモーレの17) デビュー戦


キャロットクラブ出資愛馬第35号は、愛馬グランデアモーレの1番仔。

グランデアモーレ4勝、フロアクラフト4勝、バウンスシャッセ重賞3勝を含む5勝、ベルディーヴァ3勝と将来を見据えて母馬優先権を拡大してきた私に取ってこの世代はその獲得元年。まずはこのグランデアモーレとフロアクラフトの子を確実に獲り、以降はこの4頭の子は全て所持するつもり。

しかし、リッチダンサー産駒のフロアクラフトの子が人気になるのはわかるが、4勝とは言え比較的地味な存在だったグランデアモーレの子まで母馬優先権のみでは抽選対象ととにかくキャロは馬の確保が厳しい。

結局、その中でも倍率の高そうなフロアクラフトの17に最優先権を使用。グランデアモーレの17は母馬優先権のみで抽選対象だったが無事当選。

どちらも初年度産駒から牝馬三冠アーモンドアイを輩出したロードカナロア産駒で、募集価格が高いのなんの。とはいえカナロア産駒は走りまくっており期待は高いし、この馬の募集段階ではアーモンドアイがオークスを勝ったところまでなのでまだマシな金額なのだろう。

とにかく素晴らしい父に母は4勝馬で大いに期待している。


グランデアモーレの17を徹底分析。

競走馬名がグランデマーレ Grande Mare(伊語) 壮大な海(伊)。父名、母名より連想になりました。

4月18日にノーザンファーム空港牧場を出発し、20日に同しがらきへ向けて移動しました。

5月3日に栗東トレセンに入厩しました。

5月16日にJRA競走馬登録されました。

5月17日にゲート試験に一発合格しました。

このままデビューに向けて調整されるということです。


藤岡健一調教師からは「ある程度は距離があった方がよさそう。将来性はありそう。気性的に難しい面もない。いかにも走る馬という雰囲気。」と各所で良いコメントを頂戴しており、これはなかなか期待出来そう。

7月7日 函館5R 2歳新馬 芝1800m 混合戦に出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数は11頭。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジ。

鞍上は藤岡健一調教師のご子息で私との相性も抜群の藤岡佑介騎手で文句なし。

次を見据えての函館遠征で次とはコスモス賞か或いは札幌2歳S GVか。

追い切りの動きは秀逸。これは新馬勝ちもあり得るぞ。いや新馬勝ちはもう想定内なのか。

・・・と期待していたが、何故か出馬表にその名前がなく、心配された。
右膝から上腕部にかけて腫れが認められたため7月6日にノーザンファーム空港牧場へ。

最後の最後になっての頓挫は痛すぎる。しかし、骨には異常がなく、騎乗運動を開始。

9月5日にノーザンファーム天栄へ向けて移動、11日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

10月12日に栗東トレセンへ帰厩しました。

11月10日 京都5R 2歳新馬 芝1800mに出走!!

フルゲート18頭のところに想定数は13頭。結局9頭で確定。頭数は手頃だが、GT開催日でさすがに相手も良血揃いで豪華。それでも追い切りの動きからは勝てる気がする。

鞍上は母グランデアモーレを5番人気ながら新馬勝ちに導いてくださった母もよく知りかつ北海道から調教をつけていただいているご子息の藤岡佑介騎手で安心。


1着/1番人気。

エリザベス女王杯当日で良い騎手に良い馬が集まる芝の中距離戦で単勝1.8倍の重圧に応えて圧勝!!最後は流す余裕を見せつつも後続に3馬身の差。追い切り通りの素晴らしい走りを披露してくれた。

まずは同じ所持者の皆様、愛馬の新馬勝ちおめでとうございます。

そして早速たくさんのお祝いコメントいただきありがとうございました。

私としては2013年8月のバウンスシャッセ以来の新馬勝ち!!やはり2歳新馬戦を勝つことは本当に嬉しい。

次走次第でクラシック云々が語れるところ。次走が試金石。しかし次よりも今は新馬勝ちを喜びたい。


レース回顧と時計の分析、レース後の藤岡佑介騎手のコメントを掲載。

当日写真多数付き現地観戦レポート。

(2019年11月13日完結)

2019年5月23日立ち上げ

●グランデアモーレの17を購入

 グランデアモーレ4勝、フロアクラフト4勝、バウンスシャッセ重賞3勝を含む5勝、ベルディーヴァ3勝と将来を見据えて母馬優先権を拡大してきた私に取ってこの世代はその元年。まずはこのグランデアモーレとフロアクラフトの初子を確実に獲り、以降はこの4頭の子は全て所持するつもりです。

 しかし、リッチダンサー産駒のフロアクラフトの子が人気になるのはわかりますが、4勝とは言え比較的地味な存在だったグランデアモーレの子まで母馬優先権のみでは抽選対象と、とにかくキャロは馬の確保が厳しいです。

 結局、その中でも倍率の高そうなフロアクラフトの17に最優先権を使用。グランデアモーレの17は母馬優先権のみなら抽選対象でしたが無事当選!!もちろんフロアクラフトの17も獲得し、本年は思うとおりに募集馬を獲ることができました。

 どちらも初年度産駒から牝馬三冠アーモンドアイを輩出したロードカナロア産駒で、募集価格が高いのなんの。とはいえカナロア産駒は走りまくっており期待は高いですし、この馬の募集段階ではアーモンドアイがオークスを勝ったところまでなのでまだマシな金額設定なのでしょうね。

 とにかく素晴らしい父に母は4勝馬で大いに期待しています。


 そんなこんなでグランデアモーレの17を取得!!ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

 ちなみにもうとっくに予算オーバーなのでこれ以上の出資はありません。

 来年も再来年もグランデアモーレ産駒は購入する予定ですが、2018年産駒は父ドゥラメンテの牝馬、2019年はエピファネイアとの種付けですから、そんなに募集価格が高騰するとは思えず安心です。本馬の募集価格4400万円には正直びっくりしました。そして、こんなに高ければ人気にはならないと思っていましたが、母馬優先権だけでは抽選という人気っぷりにも驚きました。

 ただ、キャロットクラブは自信のある募集馬は高めに金額設定します。この金額と言うことは問題が少ない良い馬ということなんでしょうね。期待しています。

●グランデアモーレの17のほっさん評価

 では、グランデアモーレの17の詳しい分析です。

 父   ロードカナロア  アーニングIDX 1.62 評価 A−
 母   グランデアモーレ 4勝            評価 B+
 母父 ネオユニヴァース                評価 A−
 兄弟  初子                      評価 B−
 生産牧場 白老ファーム                評価 A−
 調教師 藤岡健一                   評価 A−

 馬体                           評価 A−
 募集総額 4400万円 牡馬
 
 総合評価 2.75 評価 B−


 父ロードカナロアは日本の競走馬。2012年と2013年に最優秀短距離馬に、2013年に年度代表馬に、2018年にJRA顕彰馬に選定された。馬名の由来は冠名+ハワイに伝わる海の神

 日本馬にとっては「鬼門」、あるいは「凱旋門賞級に難しいレース」とも言われた香港スプリント連覇を達成。世代交代の激しいスプリント界において引退まで圧倒的な実力を発揮し続けた。上記の香港スプリント連覇を含む短距離GT競走6連勝の偉業を達成している。引退後は種牡馬として、初年度から重賞勝ち産駒を数多く輩出している。

 母レディブラッサムは悍性が強いためロードカナロアも気の強さを表すかと思われたが、そこまでの存在感を示すことはなかったと、ロードカナロアを生産したケイアイファームの小森忠夫場長は語っている。ただ当時からロードカナロアの体格はガッチリしていたといい、気性が闘争心や勝負根性に転化されてロードカナロアへ受け継がれたのではないかと、ケイアイファームの繁殖スタッフを務めた杉山寿広は語っている

 3歳秋の京阪杯で重賞初制覇。4歳初戦のシルクロードSも制し、1番人気で高松宮記念に臨んだが、カレンチャンの3着に終わる。9月のスプリンターズSで念願のGT初制覇を飾ると、12月の香港スプリントにも勝ち、世界的に名が知られる存在となった。
 5歳を迎えると、さらに強さを増し、阪急杯、高松宮記念、距離の壁に挑んだ安田記念に勝利。秋には共に連覇となるスプリンターズS、香港スプリントを快勝し、2013年年度代表馬の栄誉に浴する。

 引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度となる2014年度の種付料は500万円で設定された。供給初年度から250頭の種付けをこなし、ディープインパクトの255頭に次ぐ2位の実績となった。うち179頭が血統登録された。育成牧場時代から評価の高かった初年度産駒陣は、2017年からデビュー。期待通りに仕上がりが早い産駒が多数登場し、94頭が出走したうち32頭が勝ち上がり、2017年中には重賞勝ち馬こそ出なかったものの2位のヘニーヒューズに1億円以上の差をつけて中央・地方総合でファーストシーズンリーディングサイアーを獲得した
 2015年は267頭に種付けがなされ、2015年度の日本国内における最多種付け頭数を記録した。この種付け数にもかかわらず出生率は7割を超える高さで、2016年には197頭もの産駒が生まれている。

 2017年度までの種付料は500万円であったが、2018年度の種付料は800万円、アーモンドアイが牝馬三冠を制し、ジャパンカップをワールドレコードで圧勝したことにより2019年度の種付料は1500万円になった。アーニングIDXは1.62。ただし、アーモンドアイが活躍した2018年度は2.17、2019年度は6月12日現在2.07でこれよりも上昇してくることは間違いない。

 とにかくディープインパクトの次を担うか位の産駒の好成績で評価はうなぎ登り。これからコンスタントに活躍馬が出せるかどうかだが、好結果を残す可能性は極めて高いほど仔出しは良い。私としてもとにかく大きな期待をしている。



 母のグランデアモーレ(2010年生まれ・父ネオユニヴァース)は、私の元愛馬。募集価格2000万円。母の仔出しの良さと早期にデビューが期待出来る仕上がり早のネオユニヴァース産駒。そして何と言っても定年引退間近の松田博資先生のところに預託されるということで最優先枠を使って購入。
 デビュー戦は芝の1800m。8頭立ての5番人気だったが見事に優勝!!続く札幌2歳S GVも10番人気と低評価ながら6着と善戦。その後脚部不安で1年以上の期間が空くがダート1400mで勝利。3勝目は芝1500m、4勝目は芝1400mと様々なコースで優勝。芝もダートも走れ、洋芝もこなすことが出来た。4勝を挙げたが生涯4番人気が最高だった。勝った4戦以外は掲示板に乗ることがなく、勝つか負けるかはっきりした馬だった。
 牡馬との1000万特別を勝つように能力はかなりのもの。故障と激しい気性がネックだが母同様4勝できる馬ならいずれ輩出してくれるだろう。



 母父はネオユニヴァース。13戦7勝。ダービー、皐月賞。種牡馬としては日本馬として初めてドバイワールドカップを制したヴィクトワールピサを筆頭に、ロジユニヴァース(ダービー)、アンライバルド(皐月賞)など。母父としてはアエロリット(NHKマイルカップ)、ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズカップ)など。母父としての実績も申し分ない。



 初子で兄第はいません。本馬は母の7歳の時の産駒で初子ながら馬格もあり期待は高い。



 生産牧場の白老ファーム(しらおいファーム、正式名称・社台コーポレーション白老ファーム)は、北海道白老郡白老町社台にある競走馬の生産牧場(有限会社)である。社台グループに属し、グループ内では最も古い牧場である。白老町はもともと湿地帯であり、そこに大昭和製紙白老工場を設立するため齊藤知一郎が工場用地を人工的につくりその一部である場所を創業者の吉田善哉に譲り現在の白老ファームが出来る。

 日本屈指の生産牧場で、育成施設、優秀な人材とどれをとっても日本のトップクラスです。生産者ランキングでは5年連続同じく社台グループの社台ファーム、ノーザンファームに次ぐ3位の勝利数で、毎年年間100勝を超えている。最近では2011年に牡馬三冠を達成したオルフェーヴルや2009年にグランプリ連覇を成し遂げたドリームジャーニーやリトルアマポーラといったGTを輩出しており、その実力は疑う余地はない。



 預託厩舎は藤岡健一厩舎です。藤岡 健一(ふじおか けんいち)は1961年1月1日生まれ。日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンターに所属する調教師。実子に藤岡佑介騎手と藤岡康太騎手で共にJRAの現役騎手。

 1979年4月、栗東・宇田明彦厩舎の厩務員、11月、同厩舎の調教助手となる。

 1986年3月17日、長男・佑介、1988年12月19日に次男・康太が誕生。

 1994年4月、栗東・伊藤雄二厩舎所属となる。
 
 2000年5月、栗東・南井克巳厩舎所属となる。

 2001年、調教師免許を取得、2002年11月21日、厩舎開業。

 2016年3月27日、ビッグアーサーが高松宮記念を勝ち、GT初優勝。


 2019年5月23日現在、JRA通算445勝、勝率10.6パーセント、連対率20.4パーセント。GTは2016年の高松宮記念(ビッグアーサー)、桜花賞(ジュエラー)の2勝。重賞は12勝。昨年(2018年)は27勝、勝率9.7パーセント、連対率19.5パーセントとほぼ平年並。本年(2019年)はここまで10勝、勝率8.8パーセント、連対率23.7パーセントと2着が多い。

 勝率は10パーセントを超え優秀。大舞台での活躍馬は少ないがコンスタントに成績を残すアベレージヒッター的厩舎で私の好むタイプの厩舎。

 騎乗依頼は息子2人にこだわることなく外国人騎手の起用も目立つ。しかし、2人の息子は騎乗技術が高く、特に兄・佑介は私との相性とも抜群で、ずっとこの2人が鞍上でもなんら構わない。



 馬体は比較的小柄に出やすい初子だが馬体重は473キロは2月7日生まれとしてはちょうど良い数字。私の好きな筋量が豊富で背中のラインも良く、クビ差しの角度も素晴らしい。そして飛節の角度も良く芝で活躍出来そう。馬体は素晴らしい。後はこの血統で怖いのは気性だが、それはカタログやDVDではわからない。



 総合評価2.75と標準。全体的に高い評価ですが、募集価格が高く割り引かれています。しかし、産駒が活躍しまくっている父ロードカナロアは上記のように昨今はアーニングIDX2.00は超えていますし母の力をかなり引き出してくれるので期待は大きいです。母父ネオユニヴァースもルヴァンスレーヴの活躍分が入っていません。ですので実質もっと評価は高い馬で当然期待は大きいです。母の繁殖黄金期の産駒ですし、第1子ながら馬格もあるしそこそこ活躍してくれるのではないでしょうか。募集価格は高いですが、母同様4勝が目標です。


 期待してるゾ、グランデアモーレの17!!

●競走馬名がグランデマーレになりました

 2019年2月14日に発表されましたグランデアモーレの17の競走馬名はGrande Mare(伊語) 壮大な海(伊)。父名、母名より連想になりました。

 すぐに覚えることが出来てグランデアモーレの子と連想できるので私にとってはわかりやすく良い名前ですね。強そうか?と言われると強いと言うよりもなんだか女の子っぽい名前の気がしますが・・・。

●ここまでの近況経過

2018月9月28日

 体幹がしっかりとして安定感があり、筋肉のラインが浮き立つ馬体は、伸びと厚みの均整に優れています。放牧地で見せる機敏な動きにも高い素質が見て取れます。安定した気性

2019月4月18日

 こちら(ノーザンファーム空港牧場)では素質を感じさせる動きをしていた。

●4月18日にノーザンファーム空港牧場を出発し同天栄へ

 4月18日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況更新によりますと我らが愛馬グランデマーレは4月18日にノーザンファーム空港牧場を出発しノーザンファーム天栄へ向けて移動したということです。

 早期の始動で嬉しいですね。母同様早いデビューから新馬勝ちをして欲しいですね。

●4月20日にノーザンファームしがらきへ移動

 4月20日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況更新によりますとグランデマーレは4月20日にノーザンファームしがらきへ移動したということです。

●5月3日に栗東トレセンに入厩しました

 5月3日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況更新によりますとグランデマーレは5月3日に栗東トレセン・藤岡健一厩舎に入厩したということです。

 いやはや順調で輸送も気にならないようです。これは今後にとって大きいですね。

 この後、まずはゲート試験合格を目指します。またその前後でJRA競走馬登録されるはずです。そうすれば細かな追い切り情報や入厩、放牧情報が即日に分かります。ゲート試験合格後、一旦放牧に出されるのか、そのままデビューまで行くのかわかりませんが一歩ずつ確実に進んでいますし楽しみです。

●5月17日にゲート試験に一発合格しました

 5月18日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況更新は以下の通りです。

17日にゲート試験を受け、無事合格しました。「入厩からゲート練習を重ねて発馬もだいぶ上達していましたし、金曜日に試験を受けたところ特に問題なくこなしてくれて無事に合格することができました。今後については少し強めの調教を取り入れてみてから判断していく予定です。今日は曳き運動を行いましたが、馬には落ち着きがあって疲れなどは感じられません」(仲田助手)

 ということで、グランデマーレは5月17日にゲート試験に一発合格しました。ゲートも苦にならないようですしこれも嬉しいですね。ここまですんなりと来ましたし、これなら馬に負担もそんなに掛かっていないでしょうから、レースに出走出来る体に成長しているのであればそのままデビューに向けて調整されるのではないでしょうか。母は2歳7月にデビューしていますしそういうところも母グランデアモーレには期待している訳ですからデビューに向けて進めて欲しいですね。

 次は月曜日にJRA競走馬登録が発表になると思います。

●5月16日にJRA競走馬登録されました

 5月20日に発表されましたJRAのHPによりますと、5月16日の競走馬登録分145頭の中に我らが愛馬グランデマーレの名前があり、無事JRA競走馬登録されました。

 これで詳細な入厩放牧情報や追い切り情報が迅速に取得できます。楽しみですね。

これ以降は2019年6月4日に作成

●デビュー戦は6月23日 阪神5Rが濃厚

 サンスポ競馬 目指せクラシックより

 グランデマーレ 阪神最終週の芝1800メートル戦(6月23日)か、中京でのデビューを目指しています。

 藤岡調教師は「ある程度は距離があった方がよさそう。将来性はありそうだよ。気性的に難しい面もないし、順調に行ってくれれば」と話していたそうです。



 ということで、どうやらグランデマーレのデビュー戦は6月23日 阪神5R 2歳新馬 芝1800m 混合戦に出走予定だそうです。これって宝塚記念当日で随分と良血馬が揃うのでしょうね。こんなところで新馬勝ちが出来たら大物感がハンパないですがどうでしょう。2、3着に好走でも将来の夢が広がりますね。

●気になる出馬想定表(7月7日 函館5R)

出馬想定表 7月7日 函館5R 2歳新馬 芝1800m 混合 フルゲート16頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴァリアントジョイ 柴山雄一
エスカレーション 吉田隼人
エンジョイ 勝浦正樹
オーソリティ 池添謙一
キングズアーム 松岡正海
グランデマーレ 藤岡佑介 A+
サトノゴールド クリストフ・ルメール
ソウルトレイン 国分恭介
ネモフィラブルー
フェレッティ 岩田康誠
ブラックホール 石川裕紀人
ブルーノジュネス 黛弘人

フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジです。

結局、先を見据えて北海道でデビューすることになりました。ここを勝って札幌2歳かどこかを目指すということなのでしょう。

これ以降は2019年7月9日に作成

●右膝から上腕部にかけて腫れが認められたため7月6日にノーザンファーム空港牧場へ放牧

 7月3日には素晴らしい追い切りを披露。出馬想定にも入り、あとは木曜日の確定を待つだけでした。しかし夕刻の出馬表にグランデマーレの名前がありません。これは同じ北海道で結果的に屈腱炎だった愛馬ステップシチー以来の衝撃で、なんらかの故障に違いありません。

 さすがにそこはキャロットクラブ、出馬確定とほぼ同じ時刻に近況更新がありました。

 以下は7月4日に更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「水曜日にウッドコースで併せて最終追い切りを無事終えていたのですが、今朝の調教前に馬体をチェックしたところ、右膝から上腕部にかけて腫れが認められたため、すぐに検査を行いました。幸い骨には異常がなく、歩様の乱れも痛みもありません。体温も安定しており、外傷による炎症でもなさそうなので、おそらく打撲による一時的な腫れだろうという診断でした。もしかするとレースまでに腫れは引くかもしれませんが、出馬投票当日に賭けのような判断をするわけにはいきませんし、ここで無理をさせて先々に影響が出るようなことがあっては悔やまれますから、今週の出走は回避させていただきます。昨日は抜群の気配を見せていただけに私も大きな期待を持っていたのですが、このようなことになって大変申し訳ありません」(藤岡師)7日の函館競馬(2歳新馬・芝1800m)は回避しました。この後は患部の状態を見てどうするか検討していきます。
 ということで、右膝から上腕部にかけて腫れが認められたそうです。この内容だけならたいしたことが無いような感じもしますが、実際次の7月6日の臨時更新でグランデマーレが7月6日にノーザンファーム空港牧場へ放牧に出されたことが発表になりました。

 症状が軽ければ次週にスライドして出走するくらいに思っていましたから、放牧に出されるということはそこまで軽症でもないのでしょう。ちょうどセレクトセールの週で基本近況更新はされませんから、所持者としては詳しい状況がわからず固唾を呑んで見守るしかありません。いずれにせよ、これで函館デビューはなくなりました。早くても札幌ですね。勝って次のレースまで想像していただけに残念でなりません。

これ以降は2019年7月30日に作成

●レントゲン検査の結果、骨には異常がなく一安心

 セレクトセールの影響などでなかなか近況情報が進まずやきもきしていましたが、7月24日の近況更新でレントゲン検査の結果、骨には異常がなく、すでに騎乗運動を開始していることが報告されました。

 以下は7月24日に更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。

「レントゲン検査の結果も問題はなく、右前膝の腫れは治まってきていましたので、トレッドミルでのメニューを再開していました。経過も問題ありませんでしたので、昨日からロンギ場での騎乗運動を開始しています。乗り始めたことによる変化をしっかりと見極める必要はありますが、問題なければ周回コースでの乗り運動も検討していきます」(空港担当者)

 デビュー予定よりも2か月は遅れるでしょうが、取りあえず大きな故障ではなくホッとしております。次こそは順調にデビューして欲しいですね。

これ以降は2019年10月24日に作成

●9月5日にノーザンファーム天栄へ向けて移動しました

 9月5日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告によりますと、グランデマーレは同日、ノーザンファーム天栄へ向けて移動したということです。ようやく本州に戻ってきてくれますね。

●9月11日にノーザンファームしがらきへ移動しました

 9月5日にノーザンファーム天栄へ移動後、輸送の疲れが若干出て体温が高くなり回復中だったグランデマーレでしたが、9月11日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告によりますと、同日にノーザンファームしがらきへ移動したということです。

●10月12日に栗東トレセンへ帰厩しました

 10月12日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告によりますと、グランデマーレは同日、栗東トレセンへ帰厩したということです。今回はきちんとデビューまで漕ぎ着けて欲しいですね。

これ以降は2019年11月6日に作成

●追い切り情報(11月6日更新)

5月22日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.8
3F 40.8
2F 27.2
1F 13.9


5月26日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.7
3F 42.6
2F 28.2
1F 14.4
イオウゼン(2歳新馬)馬なりと同入


5月29日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.7
3F 40.5
2F 26.2
1F 12.9
イオウゼン(2歳新馬)バテるに1.3秒先着


6月2日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.2
3F 44.5
2F 28.8
1F 14.2
ディープミタカ(古馬3勝)馬なりに0.2秒先着


6月5日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
藤岡佑介
4F 56.3
3F 40.1
2F 25.4
1F 12.3
ベストピクチャー(3歳未勝利)末強めを0.1秒追走0.2秒先着


6月9日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.3
3F 44.2
2F 28.9
1F 14.5


6月12日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.9
3F 39.6
2F 25.2
1F 12.6
クルークハイト(古馬2勝馬)一杯を0.4秒追走0.2秒先着


6月19日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 53.1
3F 38.9
2F 25.0
1F 12.3
クルークハイト(古馬2勝)一杯を0.1秒追走0.6秒先着


6月26日 函館ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

藤岡佑介
5F 68.4
4F 53.1
3F 38.9
1F 12.9[5]
シュンカジョウ(3歳未勝利)強めの内0.6秒追走0.4秒先着


6月28日 函館ダート 良馬場 ゲートなり

藤岡佑介
13.3
13.7


6月30日 函館ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

藤岡佑介
5F 72.8
4F 56.1
3F 42.1
1F 13.5


7月3日 函館ウッドチップ 稍重馬場 ゴール前仕掛け

藤岡佑介
5F 68.2
4F 53.1
3F 39.1
1F 12.4[8]
オウケンスターマン(3歳未勝利)一杯の内を0.6秒追走3F併せ0.6秒先着


10月17日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.2
3F 40.0
2F 26.0
1F 13.2
ピンクレガシー(2歳新馬)一杯に0.8秒先着


10月20日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.0
3F 43.8
2F 28.7
1F 14.3


10月23日 栗東坂路 良馬場 末強めに追う
1回
藤岡佑介
4F 52.1
3F 38.0
2F 24.7
1F 12.6
ディープオーパス(古馬3勝)叩き一杯に0.1秒先行0.5秒先着


10月27日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.6
3F 43.0
2F 28.4
1F 14.3


10月30日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
藤岡佑介
4F 52.4
3F 38.0
2F 24.6
1F 12.2
シャドウハンター(古馬2勝)一杯を0.5秒追走0.6秒先着


11月3日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.7
3F 42.5
2F 27.9
1F 14.2


11月6日 栗東CW 良馬場 一杯に追う

藤岡佑介
5F 65.6
4F 50.6
3F 36.7
1F 11.9[4]
メンターモード(古馬2勝)一杯の内0.4秒追走0.6秒先着
 5月22日、ゲート試験合格時の時計が計時されていませんから、ハロン15秒を切らない平凡な時計だったんでしょうね。今回が実質1本目の時計ですが、いきなり坂路4F54秒台で走りましたね。能力のない馬なら一杯に追っても4F55秒台を切れないものです。ですから能力を感じますし嬉しいですね。もっとも、終いが13秒9と脚が上がっており、少しテンから暴走気味だったとも感じますが、1本目ですし心配することはないでしょう。
 以下は同日(5月22日)更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。ゲート試験合格後これが1本目の追い切りということになりますし、ほぼ馬なりという内容です。時計も目立ちませんが、併せた相手を待つぐらいの余裕があって、とてもいい手応えでした。この感じならこのままデビューに向けて進めていっても良さそうですね」(藤岡師)
 ということで、この時計でも相手を待つ余裕があってとてもいい手応えだったということです。1度強めに追ってから今後を判断するということになっていましたが、どうやら私の望み通りこのままデビューまで在厩で行ってくれるようです。ヤッター!!

 5月26日、デビューに向けて順調に乗込みをこなしています。相変わらず終いの1ハロンの方が時計を要しており、そんなに良いとは言えませんが確実に本数をこなしており安心ですね。次の水曜日はそこそこの負荷をかけられるでしょうから、その動きに注目ですね。

 5月29日、一杯に追い切られました。全体の時計はそう速くはないですが、終いをしっかりと12秒台でまとめて良い追い切りです。併走馬に1秒3先着というのは相手がバテたからで参考になりませんが、少なくともこちらがバテた方なら、募集金額的にも目も当てられませんが、しっかりと最後まで走れているので安心ですね。
 以下は同日(5月29日)更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。徐々に負荷をかけていく段階で、今朝も道中はパートナーの脚色を見ながら抑えるぐらいの手応えで、ラスト1ハロンは併せた馬をスッと離して大きく先着していました。まだビッシリやっていないのでここからどう変わってくるかですが、いかにも走る馬という雰囲気ですよ。具体的な番組についてはもう少し考えさせてください」(藤岡師)
 ということで、これでもビッシリとはやっておらず、パートナーの脚色を見ながら抑えるくらいの手応えだったそうです。そして、藤岡健一調教師から”いかにも走る馬という雰囲気”だと大変高い評価を頂戴しました。嬉しいですね。さて、どのレースに誰でデビューしますかねぇ。この評価なら外国人騎手辺りを乗せてくれそうですが・・・。

 6月2日、15−15ですが終いを14秒と伸ばしています。順調に出すべき時に時計を計時しています。出走予定はどうやら6月23日のようで、大型馬ですししっかりと乗り込むようです。併走相手が古馬の3勝馬と随分格上馬と併せられるようになりました。これも平凡な馬なら同等の格の馬としか併せませんし、グランデマーレが期待されていてそれだけ評価が高いからなのでしょうね。

 6月5日、ご子息で我が軍団とは抜群の相性を誇る藤岡佑介騎手に追い切っていただきました。ゴドルフィン所有の良血3歳未勝利馬(前走5番人気5着)と併せられ見事に楽々先着しました。なんとも贅沢な追い切りです。このまま藤岡佑介騎手でデビューでも言うことないですが、本番ではもっとリーディング上位の騎手を乗せてくれるのでしょうね。
 体重の軽いジョッキー騎乗とは言え終いまでしっかりと伸びて素晴らしい動きですし、これは新馬勝ちも夢ではなさそうですね。
 競馬ブックでは”動き軽快”、デイリー馬三郎では”動き上々B”とどちらも高い評価を頂戴しています。
 以下は6月6日に更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「水曜日は藤岡佑介を乗せて坂路で併せて追い切りました。1ハロン目をゆっくり入ったので全体の時計はそれほどでもありませんが、ラストの反応、伸びはとても良かったですね。跨がったジョッキーも『緩さはあるけれど、動かしたらとても良かった』と話していました。デビュー戦についてはこのまま進めていけば阪神の最後ぐらいになるかなと思いますが、使った後のことを考えると函館に連れて行くのもいいのではないかと悩んでいます。この件に関してはもう少し時間をください」(藤岡師)
 ということで藤岡佑介騎手の手応えもなかなか良かったようです。6月23日が当初の予定でしたが、函館も視野に入っているようですね。・・・となると1800mは7月7日以降しかありませんから7月デビューということなのでしょうね。もちろん、次を見据えてくれているのはありがたいことです。コスモス賞か或いは札幌2歳Sか。新馬戦は勝ち負け出来る手応えがあるのでしょうね。

 6月9日、15−15で追い切られました。順調に出すべき時に時計を計時しています。各紙で評判が高いですし楽しみですね。

 6月12日、坂路でこれまででもっとも強い負荷をかけられました。4Fでは54秒9ですが、終いが12秒6で同じような時計の5月22日よりもしっかりと走れています。
 キャロットクラブの先輩で古馬2勝馬のクルークハイトを後ろから追いかけて見事に先着しています。このように強い馬と併せられるというのは厩舎の期待の大きさを表していますし、かなりやってくれそうです。こりゃデビュー戦が楽しみですね。
 以下は6月13日に更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
 「水曜日に坂路で併せ馬を行っています。同じクラブ所属のクルークハイトが相手だったのですが、道中追走から最後もしっかりと伸び、格上の古馬を相手にきっちりと先着を果たしてくれました。乗っていた助手の話では『これだけビシッと追ったのは初めてだったのですが、ラスト2ハロンをいいラップで走れていましたし、それでいて最後までまだ余力がありました』とのことでしたし、追い切りを重ねるごとに動けるようになってきていますね。先週お伝えしたとおり使った後のことを考えるとやはり函館がいいと思いますので、2回函館1週目の芝1800m戦を目標にしていくことにしました。輸送の具体的な日程については現在調整中です」(藤岡師)7月7日の函館競馬(2歳新馬・芝1800m)を目標にしています。
 ということでまだまだ奥がありそうですね。期待は高まるばかりです。そして藤岡健一先生が迷っておられたデビュー戦ですが、7月7日 函館5R 2歳新馬 芝1800m 混合を目標ということです。本来追い切りの日に更新されるべき近況報告が翌日になっていましたし水曜日の追い切りの動きを見てからの判断だったんでしょうね。同厩舎のクルークハイトは水曜日に近況更新されていましたし悩んでおられるんだなぁ〜という雰囲気でした。その位この馬のことを考えていただいている証拠ですし有り難いですね。また、新馬戦を勝てると判断してのその後の話でしょうから、7月7日に出てくる馬の想定なども視野に入っておられるんでしょうね。ここを勝ってコスモス賞か札幌2歳S GVに駒を進めたいですね。追い切りの動きも非凡ですし陣営の期待も高いことが窺えますし、母グランデアモーレが新馬勝ちした北海道で洋芝は走れるでしょうから楽しみです。

 6月19日、坂路で53秒1と全体の時計も素晴らしいですが、終いは12秒3と切れっ切れ。併せた先輩のクルークハイトを後ろから追走して0秒6も千切りました。これでいてまだデビュー前の2歳馬ですからねぇ。相当な能力を感じます。こりゃ、1勝と言わず2、3勝は堅そうですね。
 競馬ブックでは”伸び鋭く先着”と滅多に出ない右肩上がりの矢印と高評価。デイリー馬三郎でも”気配上々B”と高評価です。
 以下は同日(6月19日)更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。先週よりも全体の時計を出すつもりで運んだのですが、それでも道中は手応えが楽でしたし、追い出してからは相手をあっさり突き放していました。開場から時間が経って馬場も重くなっている時間帯でしたから、ラスト1ハロン12秒3というのは優秀です。この後は体調をチェックして問題ないようなら、今週末にも函館へ移動する予定です」(藤岡師)7月7日の函館競馬(2歳新馬・芝1800m)に出走を予定しています。
 時計だけではどの時間に追われたなどはわかりませんが、開場から時間が経って馬場も重くなっている時間だったとのことでますますグランデマーレの凄さが伝わって来ます。鞍上はご子息の藤岡佑介騎手だと思っているのですが、まだ発表になりませんね。先々を考えて騎手を選択されているのでしょうね。
 いやはや、今回の追い切りで私の期待は大きくなりすぎました。この馬でダービーに行けないですかねぇ。あとは実戦ですね。調教大将だと意味がありませんし。
 また、各所でグランデマーレは話題になっており、デイリー馬三郎では「坂路1F12秒3、初戦から」というタイトルで「藤岡師は仕上がりに自信をのぞかせる。「時計のかかる時間帯の坂路で4F53秒1。ラストも12秒3でまとめて非常に優秀だった」とうなずいた」(安里)と記事が出ていました。
 JRA−VANでは”デビュー前 若駒コラム 「入厩からここまで順調に追い切りを重ねることができています。瞬発力というよりはパワーがありそうなタイプなので、力のいる洋芝も合うと思います」と藤岡調教師。”と。こういったことからも能力の高さが窺えます。

 6月26日、クラブ公式HPでは先週末に函館へ移動予定となったきり水曜日まで更新されていませんでしたからアクシデントでもあったのかと心配しましたが、こうして函館で時計を出していますから、予定通り先週末には函館へ移動したのでしょうね。
 私がグランデマーレにクラシックまで乗って欲しいご子息の藤岡佑介騎手に調教をつけていただいています。もう本数も乗り込んでいますし速い時計は来週出せば良いですからサッと流す程度ですが、併せた既走馬をかなり後ろから追走し軽く突き放しています。
 競馬ブックでは”軽快な動き目立つ”のコメントで先週に引き続き滅多に出ない右肩上がりの矢印。大型馬ですが動きが良く、かなり強そうですよね。
  以下は6月27日に更新されましたクラブ公式HPグランデマーレの近況報告です。
「先週末に函館競馬場へ移動し、移動後も体調など問題なかったことから、水曜日には函館Wコースで併せて追い切りを行いました。藤岡佑介を乗せたのですが、すぐに『少しヨレるようなところはあったけれど、全体的にしっかりしていて動きは申し分ない』と連絡がありました。来週の競馬までにゲートの確認をしておきますが、とにかくここまでは申し分のない仕上がりです」(藤岡師)7月7日の函館競馬(2歳新馬・芝1800m)に藤岡佑騎手で出走を予定しています。
 ということで随分と遅い報告でしたが先週末に函館競馬場へ移動したということです。また未発表だった鞍上がやはりご子息の藤岡佑介騎手であることが正式に発表されました。私との相性も抜群の騎手ですし楽しみしかありませんね。

 6月28日、ゲート練習をしました。
 デイリー馬三郎では、浜口記者が”かなりの脚力”ということで次のように記事を書いてくださっています。
「グランデマーレがゲート練習で軽快な動きを披露した。僚馬とともに函館ダートで13秒3−13秒7と平凡なラップながら、抑え切れない手応えで躍動感にもあふれていた。かなりの脚力を秘めていそうだ。」
 ということで確かにゲート自体は早く無さそうですがここでも素晴らしい評価を頂戴しております。いろんな方に高い評価を頂戴して頼もしいですね。

 6月30日、競馬開催日ですが藤岡佑介騎手に追い切ってもらっています。父の厩舎の馬ですしグランデマーレの癖も特長もしっかりと掴んでおられるでしょうね。頼もしいですね。

 7月3日、今回もレースで手綱を取る藤岡佑介騎手にしっかりと追い切っていただいています。相手は既走馬ながら未勝利で最高6着と苦しい馬ですがそれでもかなり後ろから追いかけて最後は千切っています。動きは良く相当能力は高そうです。終いの12秒4という時計も惚れ惚れしますよね。
 私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。追い切りの動き、本数全て文句の付けようがありません。初戦で私が「A+」と最高評価を出したのはエスポワールシチー以来です。
 競馬ブックでは”伸び鋭く先着”と高評価でまたまた右肩上がりの矢印。デイリー馬三郎でも”文句なしA”こちらも滅多に出ないA評価を頂戴しております。

 10月17日、7月3日以来久々の追い切り時計を計時しました。ようやくここまで来てくれたという印象ですね。早速ですが、55秒2というそこそこ速い時計で追い切られました。併せた同じ2歳新馬のピンクレガシーは一杯、こちらは馬なりで最後0.8秒も先着とぶっちぎっています。やはり非凡な能力は間違い無さそうですね。

 10月20日、日曜日もしっかりと15−15で追い切られました。一度脚元に不安を覚えた馬ですから、毎回心配ですが、ここまでは順調のようです。

 10月23日、おそらく本番でも騎乗されるであろう藤岡佑介騎手に追い切っていただきました。全体の時計が坂路52秒1と2歳新馬としては破格の時計。最後の1ハロンを12秒3くらいで締めてくれれば私としては言うことないのですが、それでも古馬3勝馬を0.5秒も千切って先着するなど惚れ惚れする動きです。そもそもこういうかなり格上の馬と併せられる自体、相当な能力であることを陣営も認めているわけで、しかもそれを同入ではなく大きく先着するのですから、これは楽しみでなりません。故障の影響もなさそうですね。大型馬ですから常に脚元は心配ですが。
 競馬ブックでは”絶好の動きを見せる”と滅多に出ない右肩上がりの矢印。デイリー馬三郎でも”好気配B”と高評価を頂戴しております。
 クラブ公式HPによりますと藤岡健一調教師曰く「後半の時間帯で、もともと重めの馬場がさらに荒れてきていたはずなのですが、持ったままでラスト1ハロン12秒6でした。やればすぐに仕上がりそうと思っていましたが、想像以上に動きますね。」ということで重馬場でもやれそうなパワーもあり本当に楽しみですね。
 また、仕切り直しのデビュー戦が11月10日 京都5R 2歳新馬 芝1800mに藤岡佑介騎手で予定と発表されました。今度こそしっかりとゲートインして欲しいですね。

 10月27日、日曜日も順調に追い切られました。何せ脚部不安で一度出走を回避していますから、デビューまでドキドキです。こうしてきちんと時計を出せていると状態は良い証拠ですから安心です。

 10月30日、今回も藤岡佑介騎手に追い切っていただきました。これだけ毎回騎乗して調教をつけていただけると有り難いですね。GT9勝の愛馬エスポワールシチーもデビュー前に育成職人の佐藤哲三騎手にいろいろと教え込まれて才能を開花させました。経験豊富な藤岡佑介騎手にこうやって丹念に乗り込んでいただくというのはなんとも贅沢ですね。藤岡佑介騎手自身も期待している馬なのでしょうね。
 今回は格上馬相手に後ろから追走して最後は楽に引き離しています。藤岡佑介騎手曰く「馬場は荒れ気味だったのですが、体幹が強く、まったく苦にしませんね。スピードがあるのでこのぐらいの時計はサッと出るのですが、それでいて余裕十分というのもいいと思います」(キャロットクラブ公式HP)ということでパワーもスピードも兼ね備えており大物感が満載です。
 競馬ブックでは”シャープな脚捌き”と高評価でまたまた右肩上がりの矢印。デイリー馬三郎では”伸び上々B”といずれも高い評価を頂戴しております。

 11月3日、日曜日も順調に追い切られました。さあデビューの日が近づいてきました。とにかく無事に出走してゴール板を駆け抜けて欲しいですね。
 競馬ブックの藤岡健一厩舎担当の三浦幸太郎TMがグランデマーレについて次のような藤岡健一調教師の談話を掲載してくれています。
グランデマーレ(新馬)夏の函館でも攻めの動きが目立っていた馬。順調に調整されていたが、デビュー予定の週に馬房で脚をぶつけてしまって放牧へ。「再仕上げの形になるけど、休ませて背が伸びて、体も大きくなって更に良くなった感じがするね。ここ2週も続けて好時計が出たように、能力が高いのは間違いない。元気で前向きなタイプで距離も保ちそうだし、攻め通りに走れれば初戦から楽しみだよ」と藤岡健師の期待も大きい。
 ということで、デビュー予定だった7月の時点よりも更に成長して良くなったということで期待しちゃいますねぇ。確かに”攻め通りに走れば”というのはよくわかります。調教大将的な馬もいますからねぇ。

 11月6日、またまた藤岡佑介騎手に追い切っていただきました。今回はCWコースにて一杯に追い切られています。格上馬相手に内側からですが後方を追走、最後は千切ってフィニッシュです。
 私ほっさんの追い切り評価は出走予定だった7月3日と同じ「A+」の最高評価です。想定表を見ているとさすがにGT開催日で豪華すぎるメンバーですが、このメンバーの中でも全く見劣りしません。勝てると思います。
 競馬ブックでは”反応良し”でいつもの右肩上がりの矢印。デイリー馬三郎では”脚力有りB”とこちらも高評価です。”A”評価でないことが不思議ですが・・・。
 藤岡健一調教師曰く「抜群の動きを見せてくれていました。素質はある馬だと思いますし、初戦でどんなレースをしてくれるか楽しみです」(キャロットクラブ公式HP)ということで私たちも楽しみです。

●気になる出馬想定表(11月10日 京都5R)

出馬想定表 11月10日 京都5R 2歳新馬 芝1800m フルゲート18頭 想定数13頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤミランダ オイシン・マーフィー
エレヴァテッツァ 北村友一
オメガエリタージュ クリストフ・ルメール
キングオブドラゴン 坂井瑠星
グランデマーレ 藤岡佑介 A+
ストーンリッジ ミルコ・デムーロ
スリーグルーヴ
ピエナラプソディ 太宰啓介
マイネルアイガテ クリストフ・スミヨン
ムーンベイビー 池添謙一
ランウェイルック 松山弘平
ロッシュロープ 福永祐一
ロードシャムロック 川田将雅

フルゲート18頭のところに現在13頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジです。

これ以降は2019年11月10日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月10日 京都5R 2歳新馬 芝1800m 出走数9頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤミランダ オイシン・マーフィー
エレヴァテッツァ 北村友一
オメガエリタージュ クリストフ・ルメール
グランデマーレ 藤岡佑介 A+
ピエナラプソディ 太宰啓介
マイネルアイガテ クリストフ・スミヨン
ランウェイルック 松山弘平
ロッシュロープ 福永祐一
ロードシャムロック 川田将雅

●京都芝1800mコース解説

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞除く)は16頭。スタート地点は2コーナー奥のポケット。
 向正面の直線を目一杯使って行われる特殊なコースで、3コーナーまでの距離は約900mもある。
 新潟芝外回りコースの形態に近く、前半のペースは比較的ゆったり進む。先行馬が揃うと縦長の隊列になりやすい。
 コーナーが2つでホームストレッチの直線も長いので、当然時計が出やすい。ローカル競馬場の芝1800mとは、まったく別の適性が求められる。ロングスパートの適応力が必要で、1800m以上こなせるスタミナが欲しい。きさらぎ賞は、皐月賞や日本ダービーに直結する重要なレースとなっている。
 枠順の有利・不利はない。
 脚質的には、先行〜差しの好走が最も多い。しかし、3〜4コーナーの下り坂を上手にこなし、終いに切れる脚が使えるかが最大のポイント。追い込み馬もかなり活躍できる。
 逃げ馬は前半ペースを落としたいが、溜め逃げすると結局瞬発力勝負になってしまうので、思い切って後続を離した方がペースを幻惑でき、チャンスが出てくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント ロングスパートの適応力
種牡馬ベスト ディープインパクト、キングカメハメハ、マンハッタンカフェ
連対騎手ベスト 川田将雅、岩田康誠、和田竜二、浜中俊、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分49秒9 1分49秒7
2歳未勝利 1分49秒2 1分49秒5 1分49秒0 1分51秒4
2歳500万 1分48秒8
2歳オープン 1分48秒0 1分49秒1
3歳新馬 1分50秒6 1分49秒9 1分52秒2
3歳未勝利 1分48秒9 1分48秒1 1分50秒3 1分52秒1
3歳500万 1分48秒2 1分50秒1
古馬500万 1分47秒4 1分48秒6
古馬1000万 1分47秒5 1分48秒8 1分49秒9 1分50秒3
古馬1600万 1分46秒9 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒6
古馬オープン 1分46秒9 1分48秒2 1分48秒9 1分49秒1

●騎手は藤岡佑介騎手

 今回のグランデマーレの鞍上は母グランデアモーレも5番人気ながら新馬勝ちに導いてくださった藤岡健一調教師のご子息・藤岡佑介騎手です。

 私個人はどの外国人騎手よりもグランデマーレには藤岡佑介騎手が良いと思います。母にも騎乗していましたから母がどのような馬だったのかも重々承知されていますし、グランデマーレにも北海道からずっと追い切りをつけてくださっていましたから、グランデマーレの癖や特長も十分把握しておられます。どんな競馬を見せてくれるのか楽しみです。


 私ほっさん愛馬と藤岡佑介騎手はこれまで13戦6勝で2着1回、3着1回と他のどの騎手にも負けない申し分ない成績です。もちろん、成績上位の時はそれぞれの馬は人気を背負ってのものですが、それでも結果をきちんと出してくれるのは心強い限りです。相性抜群の藤岡佑介騎手だけに今回も期待は大きいです。


 愛馬エスポワールシチーの2012年の平安S GVでは断然1番人気のエスポワールシチーの口取りに当選し、フェブラリーS GT以来の重賞での口取りだとワクワクしていましたら、この藤岡佑介騎手の騎乗する伏兵ヒラボクキングにやられて2着と口取りを逃しました。ただ、これは彼の騎乗が素晴らしかったもので、文句はありません。強く印象に残っているということです。呆然とウィナーズサークルで表彰されている彼(藤岡佑介騎手)を見ていました。

 ステップシチーでは2勝を上げてくださいました。2着に破れたレースでは我々から見ても仕掛けが遅いと思いましたが、素直に騎乗ミスを認め悔しい思いを語ってくれました。ミスは仕方がありません。素直な姿勢が気持ちよかったです。

 騎乗馬の質が悪く、トップクラスの成績ではありませんが、その中での通算勝率約8パーセントは実力の証だと思います。期待しています。


 2019年11月8日現在、JRA通算786勝、GTは1勝、重賞34勝。勝率8.3パーセント、連対率16.6パーセントと中堅どころの数字で悪くない。昨年(2018年)は74勝、勝率11.8パーセント、連対率22.2パーセントと飛躍的に数字が伸びた。本年(2019年)はここまで51勝、勝率11.0パーセント、連対率21.0パーセントと昨年同様通算成績を上回っている。


 藤岡 佑介(ふじおか ゆうすけ)は1986年3月17日生まれ33歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している16年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。デビュー当時は作田誠二厩舎所属。現在はフリー。


 父・藤岡健一は栗東所属の調教師であり、弟・藤岡康太は同じ栗東所属の騎手として2007年にデビューした。愛称は「豆」。藤田伸二が名付けた。好みのスポーツは競艇。

 競馬学校第20期生(同期には津村明秀、丹内祐次、吉田隼人らがいる)。2004年3月6日、中京競馬第2競走のシルクマイスターでデビューし、16頭立ての3着に入る。初勝利は同年3月13日、中京競馬第1競走のアスカクイーン。同年3月27日、中京競馬の沈丁花賞をトップオブワールドで制し、特別競走勝利を挙げると、その後も函館記念でワイルドスナイパーに騎乗し3着、暮れの朝日杯フューチュリティステークスでGT初騎乗を果たすなど、この年35勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を獲得した

 2005年1月30日の京都牝馬ステークスで父が管理するアズマサンダースに騎乗して勝利し重賞初制覇。

 2007年3月フリーに転身した。スーパーホーネットとのコンビでは2008年にマイルチャンピオンシップで2着に健闘し、2010年に安田記念で2着している。
 
 2010年のサマージョッキーズシリーズでは、ワンカラットで函館スプリントSとキーンランドCを勝ち、2位の柴田善臣とは2ポイントの僅差ながら優勝した。これにより同年11月27日に実施した第24回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した。
 11月にJBCスプリント(船橋)で交流GT制覇。しかし、中央競馬でのGTに限ると2着を5回記録しているものの未だ勝利を収めていない。

 2013年3月9日、阪神6Rをローガンサファイアで優勝。JRA通算500勝を挙げた。4月16日から11月19日までフランスでの長期遠征を行い、6月21日のメゾンラフィット競馬場での一般レースで海外初勝利を挙げた。


 調教師の矢作芳人は藤岡の騎乗技術について、「どの馬に乗せても折り合いの心配がないと言ってもいいくらい、……馬を折り合わせるのが上手い」と評している。矢作は一方で、その馬が自分に合わないと思うと「とたんに自信のない乗り方になってしまうことがある」とも指摘している。

 ほっさん愛馬での成績 (13戦6勝)
 
 2008年 6月22日 ステップシチー 湯川特別 500万下    函館芝2000m  1着2番人気
 2008年 7月13日 ステップシチー 北海ハンデ 1000万下  函館芝2600m  2着2番人気
 2008年 7月27日 ステップシチー 松前特別 1000万下   函館芝2600m  1着1番人気
 2008年 9月13日 グレイスシチー 3歳未勝利          札幌ダ1000m  3着/3番人気
 2012年 7月29日 グランデアモーレ 2歳新馬          札幌芝1800m  1着/5番人気
 2012年 9月 1日 グランデアモーレ 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m 6着/10番人気
 2012年12月 9日 グランデアモーレ エリカ賞 2歳500万下 阪神芝2000m  当日出走取り消し
 2014年12月20日 グリューヴァイン 2歳未勝利         阪神ダ1400m  7着/2番人気
 2015年 1月25日 グリューヴァイン 3歳未勝利         京都ダ1200m  1着/4番人気
 2015年 5月23日 グリューヴァイン 3歳500万下       京都芝1200m   6着/8番人気
 2015年 7月 4日 レンベルガー   2歳新馬          中京芝1400m   
5着/7番人気
 2016年 5月 8日 グリューヴァイン 500万下          新潟ダ1200m   5着1番人気
 2016年 5月22日 グリューヴァイン 500万下          京都ダ1200m   1着1番人気
 2016年 9月17日 グリューヴァイン 500万下          阪神ダ1200m   1着1番人気


2014年12月20日 阪神1Rで愛馬グリューヴァインに騎乗する藤岡佑介騎手(7着/2番人気)

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

グランデマーレは夏前から動きが目立っていたが、再入厩後も速いところの併せ馬では常に先着。素質非凡。ロードシャムロックはひと追い毎に上向き、今週は力強く先着。ロッシュローブ、エレヴァテッツァ注。」


短評は「平穏」



予想家の印
馬名 CPU 長岡利 山田理 西村敬
オメガエリタージュ △△
グランデマーレ
エレヴァテッツァ △△
ロードシャムロック
ロッシュローブ △△
アドマイヤミランダ
ランウェイルック △△
ピエナラプソディ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
グランデマーレ 2.5
ロードシャムロック 3.1
アドマイヤミランダ 7.2
エレヴァテッツァ 7.3
オメガエリタージュ 7.9
ロッシュローブ 10.3
マイネルアイガテ 14.5
ランウェイルック 14.9
ピエナラプソディ 34.4


追い切りピカイチ

グランデマーレ
(6日、栗東CW)古馬相手に大きく追走する形だったが、追い出されると素早く反応してあっさり先着。身のこなしが良く、気性も前向き。馬体もきっちり仕上がっており、初戦から期待できそう。

デイリー馬三郎

本紙の見解

「広いコースで9頭立ての新馬戦。ジョッキーの顔触れを踏まえても上がりが強調される一戦となりそうだ。◎グランデマーレは、坂路で速いラップを連発。ここを目標に盤石の態勢だ。決め脚比べなら負けられないところ。良血の○▲も続く。〈吉田〉」

◎ グランデマーレ
○ ロッシュローブ
▲ エレヴァテッツァ
× オメガエリタージュ
☆ アドマイヤミランダ



グランデマーレは全13記者中 ◎(本命)印 10記者、〇(対抗) 1記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者

●各陣営のコメント

グランデマーレ

 「一頓挫あって再仕上げになったが、乗り込み順調。調教も楽に動けている。」(影山助手・デイリー馬三郎)

 「夏の北海道でも追い切りで動いていた馬。再仕上げの形でも順調で、今週も楽に先着していい動き。攻め通りなら楽しみ。」(影山助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

グランデマーレ
ロードシャムロック
 グランデマーレは、追い切りだけならオープン級。今回、同等に強そうなロードシャムロックとの1位2位争いになると思いますが、競馬は走って見ないとわかりません。

 能力はあっても他馬を怖がって怯んで走るのをやめてしまったり、ゲートが苦手で出遅れて大きく不利になったり、掛かって無駄に体力を消耗したり、手応えほど伸びなかったりと追い切りで気持ちよく走っていても結果を残せない馬は何頭でもいます。

 ただ、確率論で言えば、追い切りで素晴らしい動きを見せている馬ほど能力が高い可能性は高く、それで言えば過去エスポワールシチーのデビュー前くらいの期待感はあります。その時も断然の1番人気でしたが、結果3着でした・・・。芝デビューだったんですよね。ダートに変更してからはアッと言う間にGTまで手が届きましたが・・・。

 そんなこんなで1戦見てみるまではなんとも言えませんが、期待の方が高いですね。GT開催日の豪華メンバーで勝って、いずれ伝説の新馬戦と言われるようになりたいですね。

これ以降は2019年11月13日に作成

●パドック

 当日は38分の10の当選確率の口取りの権利は外れましたが、現地に応援に行ってきました。


グランデマーレの馬体重は500キロ。これ以上大きくなると脚元への負担が心配になりますから、このくらいが私の中では限界です。ただ、馬格がないよりは良いですが。



出てきました。グランデマーレ。筋量豊富でいかにも走りそうな馬体です。



母と同じく芦毛ちゃん。母は1400mでも掛かるくらいの気性の馬でしたが、非常に穏やかで、新馬戦とは思えないくらいの落ち着きがありました。



相手はこの1頭だけだと思っていた中内田先生と川田騎手のコラボ馬4番ロードシャムロック。ただこの後、このポジションを嫌がり1頭ポツンと離れます。どうやら気性かメンタルに難しいところがあるようです。これはこの距離は持たないなと思いました。



引き手さんが引っ張るのではなく、馬から進んで行く、これもポイントの1つですよね。



とまーれーの合図がかかり藤岡佑介騎手登場。藤岡健一先生は京都には臨場されていません。



このあとのエリザベス女王杯でも見事な逃げで人気薄を2着に持ってくる藤岡佑介騎手。



掲示板の人気が気になる藤岡佑介騎手。



実はここまで私との愛馬では13戦6勝とハイアベレージ。しかもここまで2連勝中です。頼れる藤岡佑介騎手。

●本馬場入場


この時は落ち着いていましたが、このあと煩くなります。



返し馬の返しポイントまでトコトコと。



シャムロックの方が本馬場に入ってからは落ち着いていました。



返し馬。



ちょっとピエナが邪魔ですが・・・。



この時は思ったよりも頭が高い走りだなと思いました。母は重心の低い走り方をする馬でしたが。



とはいえ、実際レースに行くとそこまで頭が高くもなかったですね。

●レース 


少頭数とは言え内枠でしたし、出遅れて包まれるのは嫌でしたからスタートに注目していました。



ポンと良いスタートを切り、押っつけられることもなくスピードの違いでこの位置に。逆に2番人気のロードシャムロックは大きく出遅れます。



結局押し出されるような形で先頭になります。これで他馬から不利を受けることもありませんし力は出し切れそうで安心です。



1番のルメール騎手に突かれると嫌ですが、どちらかと言うと目標にされていただけで悪さはしてこなかったですね。



あとはペースを上手く落とせるかですが、1000mの通過タイムが63秒。新馬戦にありがちな十分スローペースです。当然前が有利で、もうこの時点で勝ちを確信しました。



淀の急坂を下るところ。



そして3〜4コーナー。手応えは抜群です。



直線に向いて促されると少しずつ後続を突き放します。まさに理想の展開です。そのまま押し切り後続に3馬身の差をつけ優勝!!私に久々の新馬勝ちをプレゼントしてくれました。しかも芝の中距離ですしなお嬉しいですね。



レース後、引き上げてきたところ。



カメラさん、邪魔だけど仕方ないなぁ〜。



うーーむ、上手く撮れなかった・・・。

●時計の評価

 今回のグランデマーレの走破時計は1分49秒7良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分49秒5でした。いつもながら競馬ブック、お見事です。

 かなりのスローペースで流れましたが、元々少頭数でしたしそういう読みだったんでしょうね。切れる脚がないので本来グランデマーレはスローのヨーイドンの競馬は得意ではないですが、早めの仕掛けで見事にカバーしてくれました。

 最後は流していましたし、真剣に追えば、もっと時計は短縮出来そうです。

●口取り


キャロットクラブの永盛亜希子嬢と談笑しながらウィナーズサークルに入ってくる藤岡佑介騎手。



少し遅れてグランデマーレも登場。



藤岡佑介騎手の笑顔も良いですし、馬も強そう。



次のレースが試金石ですね。オープン級なのか、2勝クラス辺りで勝ち負けできるくらいまでのレベルの馬なのか。



まずはジョッキーと馬だけでの口取り。



その後の会員さん入りも撮影しましたが、割愛いたします。



2着に3馬身差。しかも最後は流していました。上がりもメンバー中最速の34秒2!!素晴らしい内容でした。

●ほっさん軍団本年4勝目!!

 昨年は年間5勝を目標に掲げるも、500万と言わずもっと上のクラスまで出世出来る馬と滅多にそんなことを言わない川田将雅騎手に評していただいたエンジェルウィングが屈腱炎で引退。当然勝つだろうと思っていたアランブレラは脚部不安で随分と長い休養に入り、未勝利戦3着と後一歩だったトゥンバドーラは未勝利で引退となんやかやと勝てずに年末まで来てしまい、初勝利を挙げたのは12月27日でした。

 しかし今年は1月21日の時点でアランブレラが地方ながら早くも年間初星!!そして2月3日にはファナティックが2017年12月9日のエンジェルウィング以来の中央勝ちをプレゼントしてくれました。これで早くも年間2勝目。

 本年の年間目標は5勝ですが、こんなに早く2つ勝てると楽勝かと思われました。しかし、そこから10月4日のアランブレラの勝利まで2着ばかりで勝ち星を挙げられず。

 2着続きで勝ち上がりは確実だったファナティックが屈腱炎で引退、アランブレラは中央復帰後は賞金の兼ね合いで2勝クラスからのスタートとお先は真っ暗に。もはや期待はこのグランデマーレとピクチャーポーズの2頭の2歳馬となっていました。その一角グランデマーレが本日新馬勝ち!!これが本年軍団4勝目となりました。中央での勝ち星、しかも新馬戦は格別です。

 年間目標の後1つを勝ちたいですが、来週出走するピクチャーポーズとアランブレラはどうも勝ち負けは厳しそう。ならばグランデマーレに2勝目を期待するしかないのでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデマーレ(1着)

 「無理に抵抗せずに、馬に任せて乗りましたが、スピードの違いでハナへ行く形になりました。攻め馬の段階ではモタれる面が気になったんですが、ハナへ行ったことでうまくハミが抜けて、上手にレースをしてくれたと思います。あとは多頭数になって揉まれる競馬になった時にうまくクリアできれば、上でも楽しみですね。 」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

 「勝つ能力があるというのは分かっていました。今日はメンバー的にも押し出される競馬もあると思っていたので、無理に抵抗せず、出たなりのレースをしました。少しうちにモタれたりする所がある馬ですが、ハナに立って、上手くハミが抜けて、リズム良くレースが出来ました。今後、多頭数や揉まれる競馬など課題も出てくるでしょうが、その辺をクリア出来れば、能力的にもっと上を目指せる馬です」(藤岡佑介騎手・ラジオNIKKEI)

 「能力があることは分かっていました。押し出される感じでハナに立ちましたが、リズム良く走れていました。今後は多頭数でもまれたりした時が課題になってくるでしょうが、まだまだ上を狙っていける馬だと思います」(藤岡佑介騎手・デイリー馬三郎)

 「ゲート次第で控えることも考えていましたが、いいスタートでしたし、スピードがあるので押し出されるようにハナへ。外から来られてムキになるようなら無理にでも下げようと思いましたが、落ち着いていましたし、そのままま前で進めました。終始楽な感じで走れていて、トモも時間をいただいた分札幌のときよりしっかりしていました。スパッと切れるタイプではないので、前々で速い脚を使うのが理想ですから、できるだけ今のテンションで競馬ができるようにしていきたいですね。今日はありがとうございました」(藤岡佑介騎手・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

グランデマーレ(1着)

 「仕上がる。リングハミ。特に行く気はなかったようだが、出脚も良かったので押し出される感じでハナへ。道中も絡まれずにマイペース。手応え良く直線に向いて後続を突き放し、ラスト100メートルほどは流して大楽勝。 」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金が700万円。内国産馬所有奨励賞が160万円。特別出走手当が44.1万円。合計904.1万円。1口で割りますと15000円程度になると思われます。

●今後の展望

 当日は京都競馬場に藤岡健一調教師が臨場されていませんでしたので、次走については現在不明ですが、結構強気に行く先生ですので、重賞か或いは暮れのGTでも目指すのではないでしょうか。

●最後に

 まずはご一緒の所持者の皆様、愛馬の新馬戦優勝おめでとうございます。また、早速たくさんのお祝いコメントいただきありがとうございました。

 愛馬グランデマーレの応援に淀に行ってきました。安心して見ていられるレース内容でした。

 元々、相手は中内田厩舎+川田師範代のロードシャムロックと思っていましたが、パドックでは私もご一緒していただいていたグランデマーレ所持者のタテヤマさんもシャムロックは”消し”で良いという判断でした。どうも気難しい馬のようで途中から1頭ポツンと周回していましたし、まだまだお子ちゃまっぽかったです。次走、距離短縮をしてきたら見所はあると思います。(結局大きく出遅れてしまいましたネ)

 そこに行くと、我がグランデアモーレは1400mでも掛かってしまう母グランデアモーレの子ながら、落ち着いて悠然と周回していましたし、馬体も出来ていました。


 今まで、高額募集馬で中央未勝利だった私でしたが、高額募集馬初勝利が新馬戦。いやぁ〜、新馬勝ちは格別ですね。

 馬体重が500キロとそこそこ馬格のある馬ですし、脚元の故障だけが常に心配です。順調に行ってくれれば、少なくとも2勝クラスくらいまでは勝ち負け出来ると思いますし、その辺りは出走頭数が揃わない美味しいレースが多く稼げます。

 牡馬なので引退期限もありませんし、1つ勝ったので3歳秋で引退を余儀なくされることもありません。生涯30戦は走って欲しいですね。まずは次走が楽しみでなりません。

 また、母グランデアモーレを所持していた私としてはこのグランデアモーレの仔出し乗り良さも嬉しいですね。母馬優先権で優先的にその子を獲得できますし、これも楽しみです。

 いつまでも故障なく頑張れグランデマーレ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2019年5月23日立ち上げ 26日、31日、4日、5日、8日、12日、14日、21日、26日、7月4日、9日、30日、10月24日、29日、31日、11月6日、10日、13日加筆

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